第1回新金属産業災害防止対策安全委員会を次の通り開催いたしました。

日　時　平成26年8月29日(金)13:30〜16:00

　 場　所　レストラン「立山」D会議室（虎の門電気ビル地下1階）

1.委員会設置主旨

　「石油コンビナート等における災害防止対策検討関係省庁連絡会議」取りまとめの報告書（平26.5）指摘
及び「三菱マテリアル（株）四日市工場爆発事故を踏まえた保守・点検時等の事故防止に係る行動計画の策定について」（平26.6）要請等
最近の重大事故原因・背景に係る共通点を踏まえ、協会として事故再発防止に向けた会員事業者の支援を行うとともに、
委員会において災害防止、保安向上の取組みを検討し、その成果等の横展開を図る。

2.委員会位置付け・構成
　委員会は協会定款46条に基づき設置（9月25日開催の理事会で承認予定。）
　総務省消防庁・厚生労働省・経済産業省3省庁連絡会議による今後のフォローアップ対応に適切な組織で対応。

　委員長；東京大学名誉教授　田村　昌三　先生
　コアメンバー；㈱大阪チタニウムテクノロジーズ・㈱トクヤマ・三菱マテリアル㈱
　オブザーバー；希望協会会員、一般社団法人日本化学工業協会

3. 委員会の所掌事項
　（1）事故情報・安全対策の共有
（1-1）国が発信する事故情報等を提供し、その積極的かつ効果的な活動を
　　　促進する。
（1-2）業界内及び他業界の事故情報や保安への取り組みを収集し、当該情報
の共有と促進及び他業界との連携を図る。

　（2）教育訓練の支援
（2-1）活用可能な情報の提供や講師派遣等、会員企業が自ら実施する教育・
訓練への支援を行う。
（2-2）教育・訓練プログラムに関する情報を収集し、参加を奨励する。

　（3）安全意識向上に向けた取り組み
（3-1）経営層による保安に関する意見交換を実施し、相互啓発を図る。
（3-2）保安優良会員の取組等の良好事例を業界内外に展開し、業界全体での
保安活動の向上を図る。

　（4）フォローアップ調査への対応
（4-1）関係官庁や関係機関から要請されるフォローアップ調査への対応を図る。
（4-2）会員事業者が対応するフォローアップ調査を支援する。

4.第1回委員会における報告・説明・意見交換
　次の2件の報告と説明が行われ、意見交換を実施しました。

　①三菱マテリアル(株)四日市工場の爆発・火災事故について
　②(一社)日本化学工業協会「保安事故防止ガイドライン」について